アイアン
アイアンのうち、特に大きな角度をつけられた短距離用のクラブをウェッジと呼び、グリーン近くで使用する専用のクラブを、ピッチングウェッジと呼ぶ。また、バンカーと呼ばれる砂場からの脱出用クラブとしてデザインされたサンドウェッジがある。
- 1番-9番アイアン(1I-9I)
- 近年はプロゴルファーの間でも1番アイアン(これをドライビングアイアンと呼ぶ事もある)が使われる事は皆無に近く、また2番アイアンも(1番アイアンほどではないが)使われる事が少なくなってきている。
- この傾向は3番や4番のようにアイアンの種類を表す数字が大きくなるほど少なくなるが、しかし女子プロゴルファーはおろか男子プロゴルファーにおいてすら、状況しだいでは14本のクラブセットの中にロングアイアンを1本も入れないと言う場合も出て来ている。この場合はロングアイアンの代わりに、それよりも使い方が易しいとされているウッドクラブやユーティリティクラブをクラブセットの中に加えるのが一般的である。
- このようなロングアイアン離れ現象が起きる原因のひとつとして、ロングアイアンの構造上の特性が挙げられる。ロングアイアンは全般的にクラブの全長が長めであり、そのためインパクト時にクラブヘッドとボールを正しくヒット(コンタクト)させるためには、全長が短いゴルフクラブより高度な技術が必要とされる。またロングアイアンはクラブヘッドのロフト角(シャフト軸線とクラブフェース面で作られる角度)が小さい事から、インパクト時のクラブヘッドのスイートスポット(クラブヘッドの重心からフェース面に対して引いた法線とフェース面の交点)と地面との距離が遠くなる(高くなる)傾向にあり、これによって飛行中のボールのバックスピン量と飛行放物線の頂点の高さを適正にするためにはある程度以上のヘッドスピードを要求される事となる。このような理由から、ロングアイアンは女性や非力な男性が使いこなすのは難しく、また上級者においても相応の練習量を必要とするため、敬遠されがちな傾向になっている。
- ピッチングウェッジ(PW)
- グリーンへの寄せの際によく使用されるクラブ。
- アプローチウェッジ(AW)
- ピッチングウェッジとサンドウェッジの中間のロフト角を持つ。(1番-9番、PWアイアンがストロングロフト化したために、生まれたクラブ)ブランドによってさまざまな名称が用いられている。
- デュアルウェッジ(DW)=クリーブランド
- ギャップウェッジ(GW)=タイトリスト
- ピッチングサンド(P/S)=ブリヂストン系
- など。
- サンドウェッジ(SW)
- バンカーからの脱出の際に使用されるクラブ。プレイヤーによってはアプローチにも使用される。
- ロブウェッジ(LW)
- グリーンへの寄せ専用と使用したり、バンカーの顎が高いライからのためのクラブである。